日本不思議百景


March.31.2009






つづき
わからん、わからん……。

かおる
なにか困りごとでも?
そうそう、チベット特集は、もうネタ切れなんですか?
つづき
う〜む、そのチベットのコーナーで、ヤマトコトバについて調べているうちに、
すっかり深みにはまってしまってのお。 ここ連日、日本史やら資料やらをひっくり返しておったんじゃ。
かおる
と、言いますと?

つづき
日本の古代史には謎が多い……いったい古代の世界はどうなっていたのか……。
調べれば調べるほど、興味は尽きぬのじゃ。
かおる
今度は、古代史にかぶれたんですか〜?
どうでもいいですけど、たまにはサイトにイラストでも描いてくださいね。
つづき
まず、わしは、日本語の発音が、現代と古代では違っていたことについて調べておった。
例えば、ハヒフヘホは、ファ、フィ、フ、フェ、フォ、だったのじゃ。 そこまではよいな?
かおる
ええ、そしてもっと昔は、ハヒフヘホは、P音だったというのが定説ですよね?
沖縄やアイヌに残されてる方言を考えると……。
つづき
じゃが、わしは、ここでもでチラっと書いたように、渡来人の訛りがヤマトコトバに影響したのでは?
という解釈を示した。 古代のヤマトコトバにも、ハヒフヘホの音韻は存在したのじゃと思う。
かおる
思うのは勝手ですけど、あんまり電波飛ばさないでくださいね〜。

つづき
よいかな? P音というのは、渡来人の言葉に多くふくまれる音韻じゃ。
日本に渡来人が多く住み着くにしたがい、P音がどんどん広まるはずであろう。 しかし……。
かおる
確かに、渡来人が多く移住してきた頃からくらべて、P音は急速に廃れていますね。
716年には、武蔵の国に渡来人を集めて、高麗郡や高麗神社が出来たくらいなのに。
つづき
もとより定住していた倭人が、P音に違和感を覚えていた証拠と言えよう。
ヤマトコトバの喋り方にP音は、なじまなかったのじゃ。
かおる
そうですかねえ?

つづき
古代に遡ってもH音、F音、P音、の音韻は混在していたとしても、何も困りはせんぞ。
そこでじゃが、ほれ、昔、邪馬台国に卑弥呼という女王がおったじゃろう?
かおる
ええ、よく知ってますよ?
でも、中国人も"卑弥呼"なんて嫌味な漢字当てたもんですね。
つづき
当時の倭人が話していた言葉を、中国人が聞き取って漢音に直して記録したものじゃと言われている。
そういう漢字の音に聞こえたのじゃろう。
かおる
それでも、意図的に蔑む意味もあったでしょうね。倭人という呼び名もそうだし。
"親魏倭王"という金印授けたのも、敬意というより、属国扱いだったのかも。
つづき
では、その”卑弥呼”は、当時はどういう発音であったのじゃろうか?

かおる
ええと、"ヒ"は、まあ、"pi"より"fi"に近い音だったとして、”フィミコ”ですかね?

つづき
いやいや、どうも違うらしい。魏志倭人伝の頃は、"卑弥呼"の"呼"という漢字は、
"ホ"の音に当てる字だったらしいのじゃ。"卑"も、"ピ"だったそうじゃ。 ここでは百歩譲るとしよう。
かおる
では、"ピミホ"ですか? ……あれ?おかしいなあ?
当時、日本語に"ho"は無かったはずですよね? "ピミフォ"でいいのかな?
つづき
ようするに、言える事は、古代においても、H音、P音、F音は、混在していたということじゃな。
P、F音は、後にH音にかわったとして、現代の発音で言えば、"ヒミホ"と言うことになる。
かおる
ということは、"卑弥呼"は、"日巫女"という意味じゃなかったということですかね?
"ヒミコ"と読んだのが間違いだったと。
つづき
その通り! "卑弥呼"の漢字から"日巫女"を連想したのは、後世の勘違い、思い込みであり、
"ヒミホ"は、もともと"ヒミホ"という名前だった可能性もあるのじゃ。
かおる
たしかに、邪馬台国の生き残りの人が、"ヒミコ"という発音を伝承してきたわけじゃないから、
本当の発音なんて実は誰も知らないわけですよね。 "日巫女"という解釈が解り易かっただけで。
つづき
わしらは、"巫女"という既成概念にとらわれていたのではないだろうか。
しいて、当て字をすれば、"日見火"でも意味は通じるじゃろう?
かおる
"ヒコホホデミ"という神様もおいでですから、"ヒミホ"でも名前として不自然ではないかも。
"日見穂"という意味で考えれば、より稲作文化の女王という感じがありますね。
つづき
もっとも魏志倭人伝そのものも、又聞きで編纂されたものじゃから、どこまで信憑性があるかもわからん。
当時の倭人の言葉を直接聞いた中国人が、"卑弥呼"と記録したのかどうかも怪しい。
かおる
中国人の聞き間違いということもありますもんね。

つづき
ところが、そう簡単ではないぞ。 実は、中国人の発音のH音が、日本ではK音に訛ることがあるのじゃ。
海は、日本では"カイ"というが、中国では"ハイ"じゃ。 "ヒミホ"が日本では"ヒミコ"でもおかしくはない。
かおる
え〜とぉ……? 卑弥呼は日本読みでやっぱり"ヒミコ"だと、おっしゃりたいんですか?
でも、卑弥呼の発音を漢字を当てたのは中国人だから、"呼"の発音は、日本でも"ホ"では?
つづき
"卑弥呼"の漢字を当てたのは中国人じゃと、なぜ断言できるのじゃ?

かおる
え?

つづき
邪馬台国の頃、すでに漢字を読み書きし、"海"を"カイ"と訛って読んだ倭人の通訳が、
自ら、ヒミコの"コ"に"呼"を当て、魏の使者に"卑弥呼"という当て字を伝えたのではないかな?
かおる
ヒミコに"卑弥呼"の漢字を当てたのは倭人……かぁ。
けど……。
つづき
けど、なんじゃ? 当時、一人や二人、漢字を読み書きできる倭人が日本にいてもおかしくはないぞ?
漢字は、飛鳥時代に突然伝来したわけではない。
かおる
自分達の女王に"卑"なんて嫌味な漢字を当てるなんておかしいですよ?

つづき
さあて、"卑"を使った倭人が、ヒミコに仕えていたとは言えぬぞ?

かおる
あ〜!

つづき
わかったかな? 魏の使者は、邪馬台国とだけ通じていたわけではなかったじゃろう。
他の周辺国の、ヒミコに敵対する勢力から、"卑弥呼"の漢字表記を受け取ったのかもしれぬ。
かおる
魏志倭人伝は、古い文書をよせ集めて編纂したものだろうし、
もう、邪馬台国も滅んでただろうし……。
つづき
古文書というのは、結構あてにならんものじゃ。
記述に縛られすぎても、よけいに真実が見えにくくなることもある。
かおる
しかたありませんよ。 研究者は、証拠が第一ですからね。
憶測が、仮に正しくても、やっぱり憶測ですから。 現存する資料に頼るしかありません。
つづき
しかし、わしらは研究者ではない! 誰にも縛られる必要はないのじゃ。
ここはひとつ、大胆な仮説でもって古代史の謎にチャレンジしてみるのも、一興ではないかな?
かおる
やれやれ……イラストでも描いたほうが喜ばれると思いますけど……。






日本不思議百景



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海彦・山彦(Feb.18.2004) 「海彦・山彦」が物語る弥生の政変劇とは?
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「なぬ?」のに、ね。(Feb.17.2004) 貴方は、このタイトルの意味を理解できただろうか?
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神聖なる言霊たち(Feb.16.2004) 言霊の意味は、どこまで解けるのか?
「彦・姫」の語源から、古代人のマツリの様子が蘇る。
卑弥呼の謎に迫れるか?(Feb.15.2004) 卑弥呼とは、何者だったのか?
言霊(コトダマ)を探り、名前の謎を解明できたらいいな?!
古語に見る、男性名詞と女性名詞(Feb.14.2004) 子音「k・m」は、それぞれ「男性・女性」を意味していた。
「いも」が女性に対しての蔑称になった謎が明らかに!
h音がk音に変わったとき(Feb.13.2004) 日本人の発音は、いつから変化したのか?
「h音」が、「k音」に変わった謎を解明する?
東西分断の歴史(Feb.12.2004) エミシ(蝦夷)は、何故まつろわぬのか?
古代日本に起きた、東西分断の歴史を検証する。
身体語を解剖せよ!(Feb.11.2004) 「かほ、め、はな、くち、みみ、……」などの身体語から、
日本語の語彙を徹底解剖!
河童の正体を明かせ!(Feb.10.2004) 河童伝説と、渡来人の意外な関係とは?
河童の語源を、言語学的な見地から大胆に検証!
東西南北の語源とは?(Feb.9.2004) 「にし、ひがし、きた、みなみ」は、日本の風土が生んだ語句なのか?
「右、左」の語源とともに、日本人の本質を探求する。
桓武天皇が狛犬を連れて来た(Feb.8.2004) 神社の必須アイテム、狛犬の起源を探る。
菅原道真との数奇な因果関係とは?
さっちゃんは、萌えているか?(Feb.7.2004) 「さ」と「も」の関係から、弥生時代の社会構造が蘇る。
「かつて」は、人生をふりかえる言葉だった。
あたまとおつむの謎(Feb.6.2004) 頭の身体語から、「か」と「つ」の語彙を探っていく。
通説を覆す、「はたらく」の語源が明らかに!
暦の伝来は、いつか?(Feb.5.2004) 日本の暦は、渡来人から伝えられ、日にちの概念が芽生えた。
そして、数詞の「5」の謎が解かれた。
「古代てにをは」談話室(Feb.4.2004) 「乎古止点」から、古代の日本語の文法の謎にせまる。
「のだ」と「にだ」の違いとは?
「古代あそこど」研究室(Feb.3.2004) 代名詞の秘密を探り、数詞の「7」の謎も解く。
急転直下、「飛鳥」と「奈良」の語源が判明!
数え言葉の謎を解け!(Feb.2.2004) 数詞の謎を徹底検証。 数詞に隠された日本語の謎とは?
なぜ、倍数に対応するのか? 完全解明!
縄文と弥生の神々(Feb.1.2004) 「神道」は、縄文時代と、弥生時代のはざまでうまれた!?
日本古代社会の姿を、多角的に検証する。
超古代史古文書大全(Jan.31.2004) 偽書と言われた、古史古伝の素顔を探る。
焚書をおこなった桓武天皇の謎とは?
物部氏は豚肉がお好き?(Jan.30.2004) 本当に物部氏は、豚肉がお好きだったのか?
歴史の謎から、見えてくるモノとは?
神代文字の謎(Jan.29.2004) 神代文字とは、いったい何だったのか?
縄文時代の古代にも、文字は確かにあった!
キリストの墓の謎(Jan.29.2004) キリストの墓は、本当は誰のものだったのか?
東北の地と、陰陽道の、秘められた接点とは?
















付録・年表




用語解説

つづき
ちまたでは、縄文時代と弥生時代の区分けについて、いろいろ論議されているようじゃな。
以前は、土器の形や、稲作の伝来時期で区分けしていたものが、
最近の研究で、稲作の伝来が3000年前だったことがわかり、すったもんだの末、
縄文晩期には、稲作が始まったということになったようじゃが、
稲作を始めた民族を、弥生人と呼ぶべきか縄文人と呼ぶべきか、混乱しそうじゃが、
このサイトでも、定義があいまいだったりするので、なんとかしたいと思うが、とりあえず、
縄文時代後期に稲作を伝えた民族を「稲作民族」と定義しておこう。
狩猟採集の「縄文人」に「稲作を伝えた稲作民族」そして本格的な稲作を始めた「弥生人」と区別しておこう。

かおる
くわしくは、縄文と弥生の神々をどうぞ。




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