か 「か」=特別に神聖な語句 | は・わ 「は」=一般的に気高い語句 | 意味 |
が 特別な意味を持たせる格助詞 | は・わ 一般的な意味を持たせる係助詞 | 主語に付く助詞 |
みか みき 「みか」=輝くもの・みかづき・みかぼし 「みか」=酒を入れる甕(かめ) 「みき」=お神酒 | みは・みわ みゐ 「みわ」=神酒 「みわもり」=酒盛り 「みゐ」は、寺の名前(三井寺) | 輝かしいもの 酒を表すことば |
みかやま 「みかやま」=三ヶ山・三箇山〜三笠山 | みはやま・みわやま 「みはやま」=三輪山(みわやま)の古語 | 神々しいもの |
みかはす 見交わす | みはる・みわたす 高みから、見張る・見渡す | 目を使った動作 |
みかき 皇居・神社の御垣 「み・かき」という解釈は間違い 「みか・き(城)」 | みはかし・みわく 腰に吊るす御佩刀 「み・はかし」という解釈は間違い 「みは・き」の転 「みはき」という語句が失われたのは、 後に「みわく(魅惑)」という言葉に置き換わったため | 威厳を示すもの |
やかす・やかた 「やか」は家のこと | やはす・やはた 「やはす」=和らげる 「やはた」=八幡 | 家があることで、 気持ちが和らぐ |
かがし 「かかる・かがやく」=勢いの良いこと やまかがし=襲い「かかる」蛇 | はかばかし・わかわかし 「はかばかし・わかわかし」=しっかりしている様 「はかなし」=若(わか)くないこと | 威勢の良い事 |
かぐ 「かぐやま」=香具山 芳しい、森の山 | はぐ・わく 「はげやま」=禿山・森の無い山 「はく」=掃く・身に着ける 「はぐ」=剥がす 「わける」=草木を分けて開墾すること 「わけ」=若い | 姿の様子 |
かくむ 「かくむ」=「囲む」の上代語 隠れる・籠 | はぐむ・わぐむ 「はぐむ」=育てる 「わぐむ」=曲げて輪にする | 形を整える |
かざす 「かざす」=見せること | はさす・わしす 「はさす」=走らせること〜しはす(師走) 「わしす・わしる」=走ること 「わざ」=影響を与える出来事 | 動作をひけらかす |
かづく 「かづく」=褒美をもらうこと | はづらふ・わづらふ 「はづらふ」=心が萎縮すること 「わづらふ」=困った気持ち | 威勢の良くない事 |
かな 「奏でる」=演奏すること 「かなし(悲し)」は、「か・なし」 (威厳が無いこと) | はな・わな 「はな」=跳ねる・華やぐ・踊り出したいこと 「わな」=体が震えること | 高揚した気持ち |
かぶる 「被る」=責任を負うこと | はぶる・わびる 「葬る」=死ぬこと 「詫びる・侘しい」=思いわずらうこと | 命を失うこと |
かむ 「かむ」=噛む | はむ・わむ 「はむ」=食む 「わむ」=わめく | 口を使った動作 |
かや 「かや」=茅 | はや・わや 「はや」=生やし・林 「わや」=藁(わら)に転じた? | 植物のこと |
から 「から」=殻・空・体 | はら・わら 「はら」=腹 「わら」=笑う | 体のこと |
かれ 「かれ」=彼 | はれ・われ 「はれ」=人前で晴ればれしいこと 「わる(悪)」は相手を罵る言葉 | 人を指す言葉 |