真清田神社(ますみだじんじゃ) 愛知県一宮市・尾張国一ノ宮 祭神 天火明命(アメノホアカリ=ニギハヤヒ) 神武天皇33年に、この地を「ヲハリ」と名付けて開拓した 尾張氏の祖? |
味鋺神社(あじまじんじゃ) 愛知県名古屋市北区 祭神 宇麻志麻治命(ウマシマヂ=ニギハヤヒの子) 日本武命 天照大神 別雷神 天児屋根命 品陀別命 武甕槌命 近くに味美(あじよし)古墳群がある 物部氏の祖? |
金屋子(カナヤコ)神話 「鉄山秘書」 昔、播磨の国岩鍋(岩野辺)で日照りが続いていたとき、 土民が雨乞いをすると、一柱の神が高天原より降臨した。 金山彦(カナヤマヒコ)天目一箇神(アメノマヒトツノカミ)ともいう金屋子神は、 土民に製鉄と道具作りの技術を教え、さらに西へと飛び立った。 そして、出雲国能義郡西比田の黒田へ降り立ち、猟に来ていた安部正重に、 タタラ製鉄を伝えたという。 現在、西比田には、金屋子神社がある。 (祭神 金山毘古命 金山毘賣命) |
南宮大社(なんぐうたいしゃ) 岐阜県不破郡垂井町・美濃国一ノ宮 祭神 金山彦命(カナヤマヒコ) 何故か、美濃にありながら製鉄の神の総本宮である。 古くは、「仲山金山彦神社」と称した。 地元では、天照大神よりも兄神として、格上扱いである。 |
中山神社(なかやまじんじゃ) 岡山県津山市・美作国一ノ宮 祭神 鏡作命(カガミツクリ) 備前国から北部六郡が「美作国」として分国された時に、 備中国の吉備中山のふもとに鎮座する、 吉備の総鎮守である吉備津神社より勧請したといわれる。 |
栗栖神社(くるすじんじゃ) 愛知県犬山市栗栖 祭神 宇麻志麻知命(ウマシマヂ) 桃太郎伝説の残る桃山の麓にある。 ウマシマヂは、ニギハヤヒの子。 栗栖連は、物部氏の一族。 「栗栖」という地名は珍しく、 愛知県犬山市、滋賀県犬上郡、 京都府、兵庫県、広島県廿日市、 和歌山県などにわずかにみられる。 大阪府八尾市にも、 同じ宇麻志麻知命を祀る栗栖神社(八尾神社)があるが、 古代からの地名とは考え難い。 弥生時代は海岸だったと思われる。 栗栖連の本家は「愛知県犬山市栗栖」だったかもしれない。 |
桃太郎神社(ももたろうじんじゃ) 愛知県犬山市栗栖 祭神 大神実命(オオカムツミ) 神社自体は新しいものだが、 犬山には桃太郎伝説にまつわる地名が多い。 古代の地名である「栗栖」に、 桃太郎伝説が生まれたのは偶然ではないだろう。 |