母音 | r=近代基本助詞 y=古代基本助詞 | 用法・意味 わ・か=自分・相手・偉大なこと (※関係コラム) さ=小さいこと (※関係コラム) つ=集めること (※関係コラム) ぬ=困惑 (※関係コラム) | 母音の形容詞・母音の意味 |
a | ら 因縁がある ら(るぁ) 行動の起因 や 疑惑がある | 「ら」=周辺を意味する代名詞の基語 「わ・れ・ら(我ら)」=自分・指定・因縁 「か・れ・ら(彼ら)」=相手・指定・因縁 「ら(るぁ)」=「る」の転=行動する前に 「や・ら・ぬ」=疑惑のある行動に困惑 「か・ら・ぬ(狩らぬ)」「つ・ら・ぬ(釣らぬ)」 「や・む」=疑惑を持って中断(心配・病気) 「もし・や〜」=「〜」を疑う 「や・さ(優し)」=疑惑が小さいこと 「や・す(安し)」=「やさし」の転 | あめく・あくがる あふ・あそぶ あまた・あらはす 憧れる・存在 会う・合う 感情表現 |
i | り 関係の有り方 縁の由来 行動のかたち | 「り」=ことわり(理・理由・由来) 「や・り・ぬ」=疑惑の有る状態に困惑 「か・り(狩り)」「つ・り(釣り)」 | ひひめく・ゐやぶ 忌む・敬う |
u | る 縁により 行なわれる ゆ 縁起 | 「る・す(留守)」=行っていること=家にいないこと 「ら・る」=因縁により行っている 「や・る」=疑惑があっても行う 「か・る(狩る)」「つ・る(釣る)」 「ゆ」=ゆゑ(由縁) 「ゆ・かり(縁)」=縁起を狩る(奪う) 「ゆ・るす(許す)」=縁起を行う | うめく・うつくし 威嚇・警戒 立派・完璧 |
e | れ 縁を規定する (行動を指示) | 「れ」=指示・限定を意味する代名詞の基語 「わ・れ(我)」=自分を規定 「か・れ(彼)」=相手を規定 「ら・れ・る」=因縁を規定して行動 「や・れ」=疑惑があっても行動を指示 「か・れ(狩れ)」「つ・れ(釣れ)」 | えもいはず 気配・五感 魅力 |
o | ろ 感動・親愛 ろ(らう)(近代語) 行動を促す (縁のため) よ 縁が深いこと | 「ろ」=「感動的」の意味=「家族」の意味 「いろ」=家族の情・家族愛 「いろも」=家族の妹 「いろえ」=家族の兄 「ろ(らう)」=「らう」の転=因縁 「し・ろ(らう)」=行動を示す (「し」=示す) 「や・ろ(ら)う」=疑惑があっても行動する 「か・ろ(ら)う(狩ろう)」「つ・ろ(ら)う(釣ろう)」 「よ」=「世代」の意味 「よ・せ」=縁ある年長者 (「せ」=兄・夫) 「よ・り」=目上の者の言葉 「せ・よ」=目上の言葉と思え 「し・ろ(らう)・よ」=行動を示せと言う、目上の言葉 「や・れ・よ」=疑惑があるけど、従えと言う、目上の言葉 「か・ら・れ・よ(狩られよ)」「つ・ら・れ・よ(釣られよ)」 | をめく・をかし をさむ・をしむ 畏れる 可愛いらしい 物を得る |
古語 | ろ | り | ら | れ | る |
意味 | 感動的に可愛らしい家族 | 関係の有り方 | 因縁がある | 縁を規定する | 縁により行う |
現代語訳 | いもうと | として | なか | よく | する |