主音 |
シ | |||||||
ラ | |||||||
属音 | ソ | ||||||
下属音 | ファ | ||||||
ミ | |||||||
レ | |||||||
主音 | ド |
ソ | |||||||
ファ | |||||||
属音 | ミ | ||||||
下属音 | レ | ||||||
ド | |||||||
シ | |||||||
主音 | ラ |
ドレミファソラシドと聞こえる | ドレミファソラシドと聞こえる |
ドレミファソラシドと聞こえる | ドレミファソラシドと聞こえない |
ドレミファソラシドが、Cから鳴る。 Cメジャースケール |
ドレミひゃ?ソラシドと鳴る? | ドレミファソラシドが、Gから鳴る。 Gメジャースケール |
ドレミファソラシドと聞こえる | ドレミファソラシドと聞こえない | ドレミファソラシドと聞こえる |
STEP1 音階を決める | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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自然界の音の中から、 周波数比1:2となる音の間を1オクターブといい、 1オクターブごとに音程が違っても人の耳では同じ音に聞こえる。 1オクターブ内に、7つくらいの音が連続して鳴ると、 人の耳には音楽として聞こえる。 これを「音階」という。 西洋音楽の「ドレミファソラシ」は、 1オクターブを12分割し、 「全音−全音−半音−全音−全音−全音−半音」という、 音程の開きになっている。 これを「長調」とか「長音階」とか「メジャースケール」とかいう。 音楽を演奏するのにいちばん無難な音階。 |
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実際の楽器で、演奏するとき、 どの音階の音が、どこで鳴るのかを、 決めておかないといけない。 ←図の場合で、左端から順番に白鍵盤だけを鳴らすと、 ちょうどうまく、「ドレミファソラシド〜」と鳴る並び方になっている。 図では、左端の鍵盤が「C・ハ」と、名付けられているので、 「C・ハ」の鍵盤を鳴らした音を「ド」と決めたことを、 「Cメジャースケール」とか「ハ長調」とかいう。 他の鍵盤から、「ドレミファソラシド〜」と鳴らしたいときは、 「調」を変えることになる。 |
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STEP2 調を決める | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ピアノロールで、白鍵に合わせて音を置くと、 「ドレミファソラシド〜」と鳴る。 この状態が、「ハ長調」の音階。 |
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ピアノロールで、「範囲指定」して、 全体の音を上下に動かしてみる。 すると、「調」が変わる。 「キー」を変えるとも言う。 演奏させてみて、好みの響きになるまで、上下に動かせばOK。 |
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この場合、音階は同じだが、最初の「ハ長調」との違いは、 赤マークの音が半音下がったことになる。 最初のハ長調のドレミで言えば、 「シ」の音が半音下がったという意味になる。 |
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STEP3 音階に音をならべる | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
調が決まったら、 音階のところだけに、音を鳴らせば音楽になる。 音楽用語で何調か知らなくても、たいした問題ではありません。 必要があれば、調べればわかります。 「ド」がF(へ)の位置にあるので、 Fメジャースケール・ヘ長調です。 |
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同じ音階と調なら、どこに音を並べても平気。 1オクターブ違いだと、同じ音に聞こえる。 この場合、実際の楽器なら、 ドレミの「シ」の音を半音下げて演奏するという意味になる。 |
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「コード」を置くときも、音階に合わせておく。 メロディと調整してハーモニーを作れれば、なお良い。 メロディとコードで同じ音が使われていると良いらしい。 気にしなくても、「音階に合わせれば」最低限音楽に聞こえる。 よく言われる「音が外れてる」は、 「音階から音が外れてる」と考えて良いでしょう。 |
音楽のしくみ | |||||||
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音階を決める | → | 音階の位置決める | → | 最初と違う音が出る | → | 音を五線譜に記述 | |
音楽において重要なのは、「音階」。 「音階」の上に、メロデイがあるとわかる。 |
音楽教育のしくみ | |||||
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ドレミと五線譜を覚える | → | 調を暗記する | → | ||
音階の話が、後回しにされている。 音階と調の関係が わからない! #や♭で音階以外の音を使って、 自由にメロディを変えてもいいのか? |
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音楽の何が重要なのかが、わからない。 「音階」の重要性を意識できない。 |