< yyさん   1- 41 >

「あ…あうぅぅ!」

少年は少し前屈みになって、何かを我慢しているように見えた。

「お腹が痛いの?」

私はビックリして問いかけた。

「ち…ちがうの…おしっこが…」

「おしっこ我慢しちゃダメだよ、遠慮なくおしっこしていいんだよ」

「う…うん」

そう少年が頷くと、半ズボンにシミが広がってきた。
どうやら、あまり我慢し過ぎてオモラシをしてしまったようだ。

きっと私を道案内するためにガマンしていたに違いない。
私はとても申し訳ない気持ちになった。





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