＜　yyさん　　3 - 35　＞

「ジャンプ！」

「右へ！」

「左に回れ！」

「は…はい…」

「右足上げて！」

「次は左足！」

「は…はい…はぁはぁ…」

次々に命令口調で動きを指示され、yyは次第に疲れてきた。
実験前に大量に飲まされた利尿作用がある実験用ドリンクのせいで、尿意も高まってきていた。

「少し出してみましょうか？」

「う～ん、そうだな100cc位出してみよう」

実験スタッフ達が相談しながら、コントローラーの操作スタッフに指示を出した。

「んぁっ…うぅぅ」

排尿コントローラーのスイッチが押された瞬間、yyは数秒間放尿させられた。

「次は、もう少し我慢してください！」

そう叫ぶと実験スタッフはコントローラーのダイヤルを回した。

「あぐぅっ！」

yyの体に装着された電極パッドから流される電流が強くなったのだろうか、筋肉が引き攣る
ような感覚と痛みにyyは悲鳴に似た声を上げて前屈みになった。
本当は股間を両手で押さえたいところだが、両手を後手に縛られているためそれもできない。

「もう少しだ！　頑張れ！！」

「よ～し、正面を向いて！そこで足踏み！！」

「は…はいっ…はぁはぁ…」

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