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Om Mani Padme Hum
Nov.30.2003
「オム・マニ・ペメ・フム」と聞こえる。マントラの呪文。
意味は、正確にリサーチしてないが、推察するに「おお、蓮華の中の宝珠よ」とかいう感じだろうか?
つまりは、仏陀(観音?)のことを称えているのだろうね。
日本には六字咒真言として伝わっている。怪しげな響きを持つ言霊にファンも多いだろう。
私は薬師如来の「オンコロコロセンダリマトウギソワカ」なんて響きが好きだ。コロコロってところが。
チベット仏教の信者は、オム・マニ・ペメ・フムと唱えながら、マニ車を右回転させる。
そしてカイラス山などの聖地を右回りに巡礼する。これをコルラという。ちなみにボン教は反対の左回りだ。
チベット族はマニ車を大事にしており、毛糸で編んだカバーをかけてるおばさんもよく見かける。
マニ車の中にも経文が入っており、回す事で呪文を唱えたことになる。
より多く回す事で効果が期待できるという。
私がおみやげで買ったマニ車の中にも経典が入っていた。
こちらは箱無しで9元(126円)やす〜。まあ安っぽい造りだけど。
フタや側面に真言が書かれている。これはたぶんチベット語だろう。
6個の文字で、オム・マ・ニ・ペ・メ・フムと読むようだ。
上から見ると、逆時計回りに読むことになる。
中に入っていた経文。同じ単語が280個書かれている。
1回まわすと280回唱えたことになるのだろう。お得だ。きっともっと大きいマニ車には、
もっとたくさん経文が書かれた経典がはいっていて、さらにお得ということになるんだろう。
もちろん、回しやすくよく回るものが良いだろう。
マントラマニアは、PCのHDDにも仕組んでいるらしい。
フタの文字と比較してみる。経文の後ろには、何か余分に単語が書かれているようだ。
オム・マニ・ペメ・フム・オム・マニ・ペメ・フム・オム・マニ・ペメ・フム……
<続く>
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