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〜第八日目〜ぶらり旧市街の散策
Nov.29.2003
03年11月12日
0:00pm
卸市場で煎餅と洋菓子のお菓子を買う。
別々の店で買ったのだが、洋菓子(右)が3元なのに煎餅(左)が13元というのは、なんかおかしいような。
煎餅ぼられたのかな?味は日本とかわらない。
路上で野菜を売る様子は、日本のそれと似てる。
路上で豪快に肉を売る様子は、日本ではあまり見ない。
旧市街を囲む表通りを歩く。日用雑貨を売る商店が軒をつらねる。
通りの向こうは綺麗な街並みがならぶ。
気がつけば、車はみな縦に駐車している。道が広い場所では縦に止める習慣なのだろうか?
公衆電話も多く整備されている。利用してる人は見なかったが。
電話をしてる人は、みな携帯電話をもっていた。
回族の人が食事をとっている。ということはここは回族の店であろう。
回族の人は回族の店にしか行かない、とチベット族のガイドが語っていた。
チベット族は、陶器などの回族の店でしか売ってない商品の買い物もしないといけないので、
回族にばかりお金が回っていくのだという。
このあたりは、回族の多いエリアのようだ。
食堂で民謡を流して歩く青年。写真を撮らせて欲しいと、1元あげてポーズをとってもらった。
自転車タクシーのおじさん。写真を撮らせて欲しいと、1元あげてポーズをとってもらった。
旧市街にも中国銀行があった。
旧市街の路地へと潜入。
小さなミシンで靴を修理するおばさん。
こんなところにもゴミ箱が設置されていた。
路地裏でも、清掃が行き届いていて、ひとつもゴミが落ちてない。
しっかりチベット自治区政府が管理しているのか。
公衆トイレ。中のようすはわからず。
ここには、いろんな民族が集まってきているせいか、街の雰囲気も場所によって中近東っぽかったり、
中国っぽいやらベトナムっぽいやらで、世界を一度に見て回ってる気分になれた。お得だ。
木陰にモスクが見える。回教徒が列を作ってる。
こちらでは、民族衣装も華やかに、大昭寺方面へ向かうチベット族が列を作る。
大昭寺。
お香をもくもくと燃やしてます。
チベット族のばあちゃんが、かがんでマニ車をまわす姿は、
スターウォーズに出てきそうなレーダー探索ロボットみたいだ。
空は異様に青いし、山は草も生えず、空気も薄い。
一様に地球の光景とは思えない。と、同時に地球人を意識させる。面白すぎる街、ラサ。
寺を囲む八角街は、お土産屋がいっぱい。
中央線にもこういう店は多いのだが。
このあたりは歩行者天国になっており、車も自転車も入れない。
チベット族にしてみれば、これ以上入ってこられたら困るのは漢族のほうだろう。
通行を邪魔するように置かれたゴミ箱。なんかあまり利用されてる形跡がない。
このへんを歩く人は、みな、道に落としてゴミになるような物は持っていないことに気がついた。
迷い山羊か?飼い主はどこだろう?
飼い主がいるのも考え物だ。
穀物を売る屋台。
マクロスを売るおもちゃ屋。
右手の黄色い建物はスーパーマーケット。
入ってみる。
一階は生鮮食料品、二階は、文房具などを売っている。
店内は、暗く重々しい雰囲気に包まれている。
電気代節約のためか、切れたままなのか、少ない照明を半分もつけていないのだ。
まだ青空の下で売ったほうがよいような。ハエやゴキブリを見なかったのが救いだ。
だけど、このあたりの人は普通に床につばを吐いているのが気になるっちゃあ気になる。
となりは、バターだかチーズだかの売り場で、もうすっかり匂いにやられてしまったのだった。
2:15pm
さらに裏通りをさまよう。
労働者がたむろするような飯屋が並ぶ。
足の悪そうな子供が物乞いしてきたので1元あげる。本当に足が悪いかは定かでない。
店先に料理を並べて客を待つ。料理は店によって違う。1品3〜4元。テイクアウトもできる。
少なめに盛り付けてもらって昼食とする。本当はもっと山盛りにしてくれる。
ご飯がついて、これで10元くらい。
玉子焼きの揚げ物、大根、ジャガイモの煮物。
美味しそうに見えたが、微妙に味付けがオカシイのに負けて、あまり食べられず。
これらの妙な香辛料や調味料群が原因かと思われる。
食材はあるのだから、日本から調味料を持参して自分で料理したほうがよいかもしれない。
石焼き芋を売っていたので食べてみようかと思ったのだが、
今日はこれ以上食欲がわかなかったのだった。
2:25pm
ペットボトルのジュースを買って、一度ホテルへ戻ろうと思う。
2:50pm
ジュースを半分飲んだところで、子供に物乞いされてジュースをとられる。
3:00pm
ホテル着。フロントからカードキーをもらって部屋へ向かうが、例によって鍵が開かず。
深いタメイキ。
<続く>
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