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ある夜の物語


2007年2月16日






それは、ある夜に起きた本当の話でございます。



その日、ぼくは、夜に目覚めて、
村を徘徊することにしたのでございます。



5日間、病気をこじらせていたTwiggy(ピーチク)は、
その夜、ついに完治したようでございます。



ぼくは昨日まで、ピーチクを気遣って、
せっせとおくすりを運んでいたのでございます。

そのお礼に、
Checkered tile(あかくろタイルのゆか)を、
もらったのでございます。


思えば、ピーチクからもらった、このアイテムが……。
何かを意味するかも知れないものであろうなどとは、
このときは、考える由も無かったのでございます。



村の広場に寄ってみると、
なんとそこには、
見慣れない面妖なテントが張られていたのでございます。



ぼくは、おそるおそる、テントをくぐったのでございます。



するとそこには、Katrina(ハッケミィ)と名乗る、
いかにも怪しい占い師がいたのでございます。



ぼくは、チーフとの関係について占ってもらったのでございます。



Katrinaは、いよいよどこの言葉かもわからぬ奇声をあげながら、
カードを配りはじめたのでございます。



Katrinaは、一枚のカードを選び、その内容を語りだしたのでございます。



そのカードがぼくの運勢の何を意味しているのでございましょうか?

何かを意味しているような、意味していないような……。



Katrinaは、意味不明な意味深な言葉を語るばかりで、
ぼくから100ベルを受け取ってしまったのでございます。



Katrinaに占ってもらうことで、
何か、ぼくの運勢に影響でもあったのでございましょうか?



ぼくは、チーフの様子を見にいったのでございます。



チーフは、普段と変わらない様子ではあったのでございます。



チーフは、ぼくに、リサイクルと称して、
ranch wall(カントリーなかべがみ)を渡したのでございます。



チーフからもらった、このアイテムが、
何か特別な意味を持っているかも知れないなどとは、
もちろん、考える由も無かったのでございます。



……そうして、帰宅したぼくは、
ピーチクからもらったCheckered tile(あかくろタイルのゆか)と、
チーフからもらったranch wall(カントリーなかべがみ)を、
なにげなく部屋に貼ってみたのでございます。


……するとどうでしょう!!

ぼくの部屋の床と壁は、なんと、
ピーチクの部屋とおそろいになってしまったのでございます!!
偶然なのか、はたまた、おそろしいおそろいの呪いなのか?



どう思うで、ございます?






















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